犬には人間にとって不可解な行動がいくつかありますが、中でもやっかいなのが飛びつき癖です。

問題行動の中でも飛びつき癖は非常に大きな問題で、特に体の大きな中型犬や大型犬が人に飛びついたりすると大変なことになります。

飼い主は周囲の安全のためにも、犬の飛びつき癖はしっかりとしつけする必要があり、動いている自動車やバイクに飛び込むと犬自身もダメージを受けるので早めに改善しましょう。

甘やかされて育つとなりやすい

犬に飛びつき癖があるのは、好奇心が非常に強いからで、気持ちが前向きに出過ぎて衝動的な行動が結果的に飛びつく行為につながってしまうのです。

飛びついてしまうのは衝動的な行為の1つで、犬自体悪気があってするわけではなく、人に飛びつくのは遊んで欲しいという気持ちが入っています。

飛びつき癖には色々な心理が隠されている

また、飛びつくと相手が喜んでくれると思っているフシがあり、飛びつくことが良いことと習慣的に認識していることが懸念されます。

良いことと思っているから何度も繰り返し行ってしまうわけで、獲物になりそうなものを見つけた時に飛びつくのは一種の本能のようなものです。

また、犬の闘争本能として、自分が相手よりも上の立場だと知らしめるために飛びつくこともよくあります。

飛びつき癖は、子犬の頃から甘やかされて育てられるとなりやすい傾向にあるので、飼い主はその辺のところをしっかり配慮しながら厳しくしつけていきましょう。

飛びつくのは悪いことと認識させる

犬が飛びついてくるのは、基本的に嬉しさのあまりすることが多く、人にかまってほしい気持ちの表れです。

飛びつく相手は犬にとって良い遊び相手になっているわけですが、飛びつかないようにするには、犬に飛びついても無駄だと学ばせるのが一番です。

そのためには無視すると良く、喜びいさんで飛びついたのに無視されるとショックで犬は呆然としてしまいます。

この方法は、無視されることを嫌う犬にとても効果的で、下手に叱るよりは背中を向けてしまった方が犬の高ぶった気持ちをそらしやすいです。

しっかり拒否する姿勢も大事!

大切なのは飛びつくのは悪いことと認識させることなので、無視をさらに進化させて、飛びつきそうになったらダメと声を出して拒否しながら背を向けるとより効果的です。

これを繰り返していると、犬は自然と飛びつくのはいけないことと判断できるようになるので、効率よく飛びつきに対してノーを教えることができますよ。

おすわりの癖をつけるのが効果的

犬と仲良く暮らしていくには、制御力を身につけさせることが大事なので、しつけと言う意味では、おすわりの癖をつけさせるのがオススメです。

おすわりの指示にきちんと対応できるようしつけすれば、飛びついてきたときに号令をかけるだけで落ち着かせることができます。

おすわりを教える方法

おすわりを覚えさせる時は、飛びつきを止めてすわれば良いことがあることを認知させることが大事なので、叱るよりも良くできた時に褒めることを徹底していくことです。

餌を持って犬を誘導し、犬が飛びついてきた時にすわれと号令をかけ、上手く座ることができれば餌を与えます。

興奮しやすく、すぐに飛びつきやすい性格の犬であっても、根気よくおすわりのしつけをしていけば抑止できる効果は高く、次第に飛びつかないようになるでしょう。

犬が飛びつく癖をやめさせたいなら、飛びつく犬をすわらせることができるおすわりの癖をつけるのが一番効果的ですよ。

リードや首輪を利用して飛びつきを抑止

飛びつき癖を改善するためにしつけるには、おすわりや待てなどの指示を覚えさせると効果的なのですが、それでも治らない場合はリードをつけると良いです。

リードは適度に制御できるので便利

リードで動きを制限する方法は効果的で、来客時には必ずリードをつけて犬の動きを制限するようにします。

来訪者が来た時は、まずリードをつけたまま対面させ、しばらくして時間がたって犬が落ち着いてからリードをはずすようにすると、飛びつきを回避できます。

首輪を使うのも有効

また、犬に首輪をつける方法も有効で、首輪をつけた状態でおすわりさせ、飛びつこうとした瞬間にダメと言いながら首輪を引くようにします。

飛びついた瞬間、首輪を引っぱると犬は飛びつこうとするとイヤなことが起こると連想するようになるので、この方法で訓練すると飛びつきを防ぐことが可能です。

首輪を引っ張る際、加減が難しいのですが、犬の首は筋肉のかたまりで丈夫にできているので、弱い引き方ではなく、強く引くようにしましょう。

飛びつき癖を改善するために覚えておきたいポイント

犬の飛びつき癖は好奇心からくることが多いのですが、甘やかされて育てられた犬はよりその傾向が強いので、飼い主は子犬のうちからしっかりしつけていくことが大事です。

飛びついてきた時に無視するのも効果的なのですが、適切にしつけをして改善したいなら、おすわりを覚えさせると良く、飛びつく癖を解消させることができます。

それでも改善が難しい場合は、飛びつくとイヤなことが起こるように感じさせることができる首輪を利用した飛びつきを抑止する方法がオススメです。