食糞飲尿のしつけは、犬のしつけの中でも重要な項目の1つで、糞便を食べてしまうと病気にかかってしまうリスクが高くなります。

また、食糞飲尿の習慣が定着してしまうと、口臭に対して嫌悪感を抱くようになるので、飼いづらくなってしまいます。

犬が食糞飲尿を繰り返していると飼い主と良好な関係を築くことができなくなるので、早いうちにしっかり原因を掴んでしつけていくようにしましょう。

食事量不足、ストレス、消火器疾患などが食糞の原因

自分や他の犬のうんちを食べてしまう食糞は、大きな問題行動ですが、その原因は食事量が足りないことに起因しています。

食事の量が足りないとなりやすいので、1日にあげる量を数回に分けて一度に食べる量を減らし、小腹が空いた状態を短くする必要があります。

ストレスが原因で食糞になることも少なくなく、運動不足や遊ぶ時間が足りないとなりやすいので、適度に散歩に行くようにして運動不足を解消するように努めましょう。

食糞は消化器疾患が原因であることもあり、消化不良になると糞に栄養が残るので、食べ物と間違えやすくなります。

また、寄生虫感染も原因の1つで、感染すると寄生虫に栄養を奪われるので、栄養補給のために糞を食べる行為に走りやすいです。

糖尿病も食糞の原因に関与していて、食欲の増加の症状が現れやすいので、多食症から食糞行動を引き起こしやすくなります。

うんちを食べて怒られたことで、飼い主に叱られないよう隠れて食べるようになると、食糞の症状は益々悪化します。

飲尿は病気のサイン

自分や他の犬のおしっこを飲んでしまう飲尿の原因は、ストレスが原因であることが多く、強いストレスを感じていると思いもよらない行動に走ります。

飲尿行為もそのうちの1つで、ストレスが蓄積すると排泄物を口に入れようとするので、ストレスの原因を取り除く必要があります。

子犬の時期に興味本位で口に尿を入れることはよくあるのですが、放置すると成犬になっても癖が残りやすいので、見かけたらすぐにやめさせることです。

糖尿病のリスクも考えましょう

心配なのは、病気のサインである可能性が高いところで、糖尿病になっていて甘いおしっこが出るようになって飲尿しているケースです。

糖尿病になると犬の尿にも糖や蛋白質が出るので、それに敏感に反応して飲んでしまうことがよくあります。

尿に糖や蛋白質が出ている場合、糖尿病にかかっている可能性が高いので、いち早く動物病院で検査してもらいましょう。

他の犬のおしっこを飲む場合は特に要注意で、尿には細菌が多く含まれていて感染症のリスクがあるので、早く止めさせることが大事です。

食べることがNGであることを学習させる

食糞のしつけで大事になってくるのは、糞をしたらすぐに取り除くことで、素早く片付けることが重要です。

糞をしたらすぐに取り除くよう管理していくと、排泄物は食べてはいけないことを覚えさせることができます。

この方法は非常に効果的で、片付ける時は慌てたり声をかけるのではなく、事務的に素早く行うようにし、片付けする姿は犬に見せないよう注意しましょう。

積極的に食糞をしないようしつけるには、リードを付けて管理すると良く、糞を食べようとした際、ひっぱって食べないよう教えます。

食べることがNGであることを覚えさせることが大切なので、食べなかった時は必ず褒めるようにし、食べなければ飼い主から褒められることを学習させていくことです。

食糞に効果がある繊維を増量したフードを与える方法もオススメで、食べる物を変えるだけで改善できる可能性があるので試してみる価値はありますよ。

飲尿した瞬間を捉えて叱る

飲尿対策のしつけとして効果的なのは、飲尿している瞬間に強い口調でダメとたしなめる方法で、きちんと怒るようにすることです。

叱るタイミングに注意

ただしこの方法は、飲尿の現場を目撃した時のタイミングでする必要があり、決して中途半端な状態で叱ってはいけません。

タイミングを間違えると、排尿すること自体がいけないと勘違いしやすいので、飲尿した際に注意するようにします。

飲尿した瞬間を捉え、タイミングを間違えずに一喝して叱ることが大事なのですが、叱っても中々改善しない時は、飼い主が飲尿させないよう工夫する必要があります。

飲尿改善のしつけ方法

その方法は、排尿の最中しっかり観察しておき、排尿し終わったらすぐにトイレシートを片付けて新しいものに変えることです。

管理するのは面倒ですが、犬が飲尿したくてもできなくなる状況を作り出せるので、何度か繰り返しているうちに自分のおしっこを飲まないようになります。

食糞飲尿の癖を改善するために覚えておきたいポイント

犬の食糞飲尿の癖は、食事量不足やストレス、消火器疾患などが主ですが、糖尿病など重大な疾患が関与している可能性もあるので油断してはいけません。
病気の疑いがある時は、すかさず動物病院に連れて行って診察してもらいましょう。

飲尿をしつけるには、飲尿した瞬間を見計らって叱るとよいのですが、飲尿したくてもできなくなる状況を飼い主が作る方法も有効ですよ。

食糞に対しては、食べることがNGであることを認識させるよう、リードで引っ張って食べないよう学習させていきましょう。