犬は明るくて快活な性質がある反面、臆病な面もあり、今まで元気に遊んでいたのに気がつくとどこかに隠れてしまっていることがよくあります。

突然、何かに怯えたり、怖がっている素振りを見せることがあるのですが、その原因が何なのかよくわからないことも少なくないですよね。

楽しく犬と暮らしていくには、犬が何に怯えて怖がっているのか、そしてその対応やしつけ方も知る必要があるでしょう。

音に対して怯えたり怖がる性質がある

犬は聴覚が人間よりも5倍くらい発達しているので音に対しては非常に敏感で、大きな音がすると怖がります。

わかりやすいのが雷の音や花火の音などで、急に大きな音が聞こえると犬は体が萎縮して怯えてしまいます

日常生活音では、テレビの音やお皿など食器類が接触する音、何かが倒れた音や掃除機の音などにも反応しやすく、意外と普段の生活の中でも大きな音は出ているものです。

人にとっては日常慣れ親しんだ音でも、犬にとっては非常に大きな音と感じるので迷惑なのです。

怯えにはしっかりとした対処が必要

犬が音に対して恐怖心を持つと、怯えたり怖がるだけでなく、場合によっては精神に支障をきたし、パニック状態になることがあります。

興奮して走り回って暴れたり、ベッドの下に潜り込んだり、失禁してしまうケースもあるので、飼い主は可愛そうと思っているだけでなく、何らかの手立てを打たなくてはなりません。

怯えている犬に、しっかり対処してあげることも飼い主の役目ですよ。

犬にも恐怖症がある

犬にも人間と同じように恐怖症があり、震えたり、落ち着きがなくなって、酷くなると下痢やおう吐などの症状を露呈することがあります。

人間以上に犬は恐怖を感じやすい動物で、人にとってはなんでもないことでも犬にとっては恐怖の対象になります。

工事中の音や花火の音、金属反射など、対象は音だけでなく光にも怯えやすく、他にも子供や自転車、車なども関係してきます。

まさに原因は種々多様で、あらゆる事物が怯えや恐れの範疇に入り、一度恐怖を感じると犬は震え、あえぎ、鼻を鳴らす行動に出るのでわかりやすいです。

恐怖行動は人間と同じと考えてよいのですが、犬の場合、時折、恐怖が大きくなると攻撃的な行動に出ることもあるので注意しないといけません。

怯えると犬は色々な行動を見せるようになるのですが、極限状態に置かれると破壊的な行動を取ったり、脱尿や脱糞で家を汚すこともあるようです。

犬は少しでも恐怖を感じると、頭を低くして耳を頭の方に傾け、しっぽを足の間に挟む姿勢を取る習性があるので、飼い主は素早く察知してあげましょう。

飼い主は堂々とした態度で接する

犬が何かに対して怯えたり怖がっている時は、飼い主は堂々とした態度で接してあげることが何より大事です。
つまり慌てないことが大切で、犬が怯えている時はとても不安になっているものです。

そうした時に飼い主が取るべき行動は、余裕を持った態度を犬に見せることで、大丈夫かしらと決して自身が不安そうにしてはいけません。

飼い主が心配すると犬は余計に不安になってしまうので、 怖がっている犬の状態を癒してあげて落ち着かせる必要があります。

パニック状態にまでなっていないのであれば、一緒に遊ぶくらいの余裕も大切で、楽しく遊んでいるうちに犬も恐怖心をまぎらわせることができます。

犬がソファの下などに隠れて震えている場合は、無理に呼び出すのではなく、そっとしておいてあげましょう。

恐怖を感じると犬は狭くて暗い場所に身を隠す本能があるので、飼い主は犬が自分から出てくるまでは待つ寛容さが大事ですよ。

励ましながらトレーニングを実践する

本来、犬はビビリの動物なので、怯えたり怖がることに対してしつけていくのは容易ではありません。

しかし、何もしないよりはした方がよく、犬の精神状態が安定している時、静かな場所でトレーニングすれば改善できる可能性はあります。

怯えを改善するしつけ方法

様々な要因で犬は恐怖を感じますが、中でも特に強いのが音に対する恐怖心なので、犬が怯える音を録音しておくと良いです。

しつけの際は、ボリュームを絞りながら録音した音を再生して犬に聞かせ、慣れてきたら少しずつボリュームを上げていきます。

途中で犬が怯えたら、一つ前の段階に戻るよう配慮し、徐々に前へと進んで行くようにします。

このトレーニングを実践すると数週間くらいで嫌な音に対して慣れるようになるので、落ち着いて聞けるようになったらしっかり褒めてあげましょう。

肝心なのは、応援しながら励ますように根気よく続けて行くことで、とにかく焦らずに少しずつ慣らせていくことですね。

怯えたり怖がる場合に覚えておきたいポイント

犬が怯えたり怖がるのは、人や物に対してもあるのですが、顕著なのは音に対する反応です。
聴覚が非常に発達している犬は音に対してとても敏感で、雷の音や花火の音などの大きな音はもちろん、日常のテレビの音や掃除機の音でも恐怖を感じることがあります。

飼い主は犬が怖がっている時は、安心させるために余裕を持った落ち着いた態度で接し、トレーにンクでしつける時は、励ましながら焦らず根気よく取り組んでいきましょう。